目標は低く、意識ひくいひくーい
大学時代、こんな言葉が流行っていた・・・
「意識高い系」
ビジネスコンテストに出場し、IT企業だかコンサルだかでインターンをし、授業にはあまり来ない。就活のためなのか、もっと高い目標のためなのか、行き急ぐように大学生活を送る彼らのことを指していた。私は彼らをやっかみも込めつつ、こうつぶやいたものだった。
「意識たかいたかーい。m9(^Д^)プギャー」
彼らが今どうしているのか?私は全てはしらないが、彼らの大半は社会的に成功し、活躍しているのだろうと思う。
さて、先日読んだ ぼくたちは習慣で、できている。は逆に、「目標を低く持つことの大切さ」を教えてくれる。
この本は、目標を達成するために必要なものは高い目標や高いモチベーションではなく、地道な練習と行動の積み上げだと教えてくれる。
特にそのためのアイデアとして「習慣化」というキーワードで、行動を変えるためのポイントを50個のテクニックと一緒に紹介してくれる。
例えば、「目標はとにかく低くする」低くすることで、
・確実に目標を達成して、自分の中に成功体験を持たせる
・逆に「着手する」までのハードルを下げることで目標への行動へ向かわせる
という効果を狙っている。
また、習慣化させるために毎日行動することの意義を説いていて、逆に週3回などの行動の仕方は難しいと語っている。
非常に読みやすく、読んだら読んだだけ役に立つ内容なので、ぜひ何か目指すものがある人は読んでおいたほうが良い一冊です。