うぇるそふぃあ ~35歳リーマンの生活収支改善ブログ~

某IT会社で勤める35歳の企画系ヌルリーマンの日常。日々が退屈で、面白いことを失ってしまった僕に「楽しさ」と「驚き」を。自分がテクノロジーやガジェットが好きなのでそれ系の記事が多めになると思います。

読書ログ:「米国製エリートはほんとうにすごいのか?」

この本を読むうえで一番最初に理解をしておかないといけないのは、この本の著者が「News Picks」という硬派系インターネットメディアの編集長である佐々木紀彦氏であるということ。

インターネットメディアの編集長をやる人が、留学でどういう教養や知見を持って帰ってくるのか?ということを考える観点で読むと面白いです。

 

逆に、著書の内容は留学体験記+よくある国の特徴や成り立ちなどの議論で、それほど斬新さがあるわけではないので、自分で留学したり国際政治を勉強している人にとっては、それほど役に立つ内容ではないかもしれません・・・。

米国製エリートは本当にすごいのか? (中経の文庫 さ 21-1)

米国製エリートは本当にすごいのか? (中経の文庫 さ 21-1)

 

 

ちなみに、自分用の読書メモとしてまとめると

 

第1章:米国の一流大学はほんとうにすごいのか?

・授業自体がすごいわけではなく、とにかく大量のインプットとアウトプット

 頭の良さ=インプットの量とアウトプットの質で決まるので、そこを徹底的に鍛えられる。

・1も無駄にしない時間管理術を身に着けられる。

 

第2章:世界から集うエリート学生の実態 

・よくある国民性議論(韓国=人数が多くて群れる、中国=個人主義)など

 

第3章:経済・ビジネス

MBA卒業生が金融・コンサルへ行くのは「給料がいい」「つぶしがきく」から

・リスク感度が高く「キャリアを積めなくなる」リスクを非常に考えている

 

第4章:歴史

・歴史を語るフレームワークは「コンスタンシー(連続性)」「サイクル(循環性)」「ノベルティ(新規性)」の3つ

 ⇒この3つの組み合わせで歴史が作られていく。

・リベラル派の考え方の基本は「未来への愛国心と理想の追求」で弱者救済的な考え方を好む

・米国の歴史には失敗もあるが、それを教訓化する姿勢がある

 

第5章:国際政治

・国際政治において米国は非常に高いインテリジェンス予算を保有している

・一方で、フレームワークや概念的なアプローチは得意であるが、比較的現場の考えなどを忘れがち

ベトナム戦争イラク戦争後の占領政策では、理論だけで現実がついてこなかった

 

第6章:日本のエリートについて

・知識=①インプットx②頭の良さ・センスx③対話スキル・アウトプットスキル

 ⇒②では差がつかないので、①や③を伸ばしていくのが良い

・知力とはよき対話相手を持つこと

 

 

2015年!残り3か月に向けたテコ入れ!

さて、前回のブログ記事からなんと半年も間をあけてしまっていますね・・・

あまりの間の空き方に自分でもびっくりです。

 

最近の環境の変化として、

 ・ 同僚がどんどん職場を去っている。

 ・ 友達がどんどん結婚している。

などなど、自分の周りでは「人生の次のステップ」を意識したアクションが増えてきています。

 

This is very 27 years old.(これが27歳というものか...)

 

今年は「貯める1年、積み上げる1年」をテーマにあまり激しい動きをしないことを是としてきたので、来年に向けたラスト3か月を積み上げていきたいです。

 

というわけで、目標リスト30振り返り行きましょう

 

目標リスト×30

■自分への能力投資

1 フィナンシャルプランナー3級を取る---達成!

2 フィナンシャルプランナー2級を取る---達成!

3 TOEICで850点を取る----不達!

4 メンタルヘルスマネジメントを取る---受験申込済み

5 LPICレベル1を取る---ノータッチ

6 ITILファウンデーションを取る---達成!

7 ITストラテジストを取る---ノータッチ

8 中小企業診断士を取る---挫折。

9 プロジェクトマネージャーを取る---達成

10 第3種電気主任技術者----挫折

10.5 QC検定2級(挫折した項目が多いので追加)---達成!

 

■お金回り関係

11 投資の資金を1年間で1.2倍にする---壊滅。

12 家計簿をつける(毎月の分析ができる)---壊滅。

13 貯金をコンスタントに月4万できる状態へもっていく

   (=生活費を16万円にする)----ちょっと再テコ入れします。

 

■プライベート関係

14 行きつけのバーを作る---ノータッチ。ただし、カフェはできつつある。 

15 ミャンマーへ行く---ノータッチ。

16 インドへ行く---ノータッチ

17 宿坊をする---ノータッチ

18 囲碁をもう一度始める---ノータッチ

   ⇒ネット対局ができるレベルまで腕を上げる。

19 スノボへ行く---達成!

20 空手やる---ノータッチ

20.5 八丈島へ行く---達成

20.6 富士山登頂---達成

 

■人間関係編

21 ボランティア的な活動に参加するx4
   ⇒某NPOの説明会に行った。以上か?

22 サークルの同窓会をやる---達成!

  ⇒結婚式の2次会の手伝い×2で、ミッションほぼ達成。

   ゼミの合宿もあったし、OKかな

23 彼女を大切にする----今のところ達成中。

24 友達に彼女を作る(合コン・街コン等)----Tryed。But Still Failing.

 

■その他

25 本を50冊読む(読書ログを書く)---ログを付ける癖の構築が必要!

26 映画を30本観る(映画ログを書く)---ログを付ける癖の構築が必要!

27 ブログの記事を何でもいいから100書く---ほぼほぼノータッチ。

   (年間の累積アクセス数を10000にする。)

28 1年で何でもいいので1回は副収入を入れる---ノータッチ。

29 週末はなるべく家の外に出る---意外とうまく言っている気がする。

30 健康で過ごす---達成中。

 

総括(第3クオーター):

なかなか、予定と実績は別物とはいえ、やはりうまく行っていない感がある。

やりたいことをベースにして、何が本当に必要なのか?を明確にしよう。うん。

テコ入れる先はどこなのかを考えよう。

ちょっとテコ入れ方法を考えます!!

3月末について思うこと

さて、1月のはじめに「1年の計は元旦から」と言わんばかりに欲張った目標を掲げてきましたが、たまには振り返らないといけないよね(恐)

ということで、振り返ってみようかと思います。

 

目標リスト×30

■自分への能力投資

1 フィナンシャルプランナー3級を取る---達成!

2 フィナンシャルプランナー2級を取る---受験申込済み

3 TOEICで850点を取る----受験結果待ち。難航。

4 メンタルヘルスマネジメントを取る---ノータッチ

5 LPICレベル1を取る---ノータッチ

6 ITILファウンデーションを取る---達成!

7 ITストラテジストを取る---ノータッチ

8 中小企業診断士を取る---ノータッチ

9 プロジェクトマネージャーを取る---4月19日試験

10 第3種電気主任技術者----ノータッチ

 

■お金回り関係

11 投資の資金を1年間で1.2倍にする---現状の戦果(+2.5%ちょっと厳しい戦い)

12 家計簿をつける(毎月の分析ができる)---現状、達成中。

13 貯金をコンスタントに月4万できる状態へもっていく

   (=生活費を16万円にする)----難関。まだ圧縮余地を探すしかない。

 

■プライベート関係

14 行きつけのバーを作る---ノータッチ。 

15 ミャンマーへ行く---ノータッチ。

16 インドへ行く---ノータッチ

17 宿坊をする---ノータッチ

18 囲碁をもう一度始める---ノータッチ

   ⇒ネット対局ができるレベルまで腕を上げる。

19 スノボへ行く---達成!

20 空手やる---ノータッチ

 

■人間関係編

21 ボランティア的な活動に参加するx4---ノータッチ。

22 サークルの同窓会をやる---ノータッチ?

23 彼女を大切にする----今のところ達成中。

24 友達に彼女を作る(合コン・街コン等)----Tryed。But Still Failing.

 

■その他

25 本を50冊読む(読書ログを書く)---9冊だった。進捗悪っ!! 

26 映画を30本観る(映画ログを書く)---3だった。進捗悪っ!!

27 ブログの記事を何でもいいから100書く---ほぼほぼノータッチ。

   (年間の累積アクセス数を10000にする。)

28 1年で何でもいいので1回は副収入を入れる---ノータッチ。

29 週末はなるべく家の外に出る---結構難航している気がする。ボランティアが機能すれば戦える!

30 健康で過ごす---達成中。

 

総括(第1クオーター):全体的に厳しい戦いだと言わざるを得ないwwww

特にプライベート系が全然充実できていない感じがするので、強力にテコ入れしよう。暖かくなってきたし、今がきっとチャンスのはず。

 

ちょっとテコ入れ方法を考えます!!

読書ログ:「あなたの財布に奇跡が起こるお金の習慣」

「あなたの財布に奇跡が起こるお金の習慣」を読みました。

かなり時間の使い方から人間関係まで多岐にわたるアドバイスが書かれています。

正直これを全部やるのは厳しいなぁ・・・なんて思うからお金持ちになれないんだろうなぁ。と思える本でした。

 

以下、自分用の読書メモ

 

Chapter1: お金に関する偏見を取る

⇒お金持ちになりたければ、情報をしっかりと自分で持つことが重要。

 特に「効率よく、社会の役に立って価値を生み出すこと」が重要なので、

 「効率化による不労所得」や「お金儲けはいけないこと」という既成概念から自由になることが重要

 

Chapter2: 人生の無駄を捨てるとお金が増える
⇒時間を大切にすることが重要。①自分自身の時間を大切にする。②他人が奪っていく時間を最小化する。時間に対して値札を付けて、金銭化して考える。

○住宅の投資の無駄を取ることが重要

○人間関係の無駄を取る。ベタベタと仲の良いだけの友達ではない。

 

Chapter3: 人と時間の選び方

⇒自分とは異なる土俵にいる友達を大切にすること。

また、適度な距離感を持った友人をどれだけ持つことができているのかが重要!

 

Chapter4:お金持ちに共通する思考法を身につける 

○数字に強くなる。ロジック・シナリオに対する感性を鍛える。

○相手の文脈に身を置き、相手の言っていることを理解する謙虚さを身につける。

○相手のアドバイスを愚直に実行する。

 

Chapter5:お金を生む住まいとモノの選び方 

○身だしなみと教養を意識する。

 

Chapter6: お金持ちの恋愛観と結婚観

○どうすれば、夫婦の収益を最大化できるのかを考える。

 

Chapter7: お金の使い方を見直す

○結局のところ、お金の使い方が一番重要

 ⇒何のためにそのお金を使うのかを明確にし、説明できるようにする。

  単純な消費ではなく、スキルを付ける。知識を得るなど「投資」に変えられないのかを考える。

○他人への評価など、他人へ依存するのをやめる。

  

あなたの財布に奇跡が起こるお金の習慣

あなたの財布に奇跡が起こるお金の習慣

 

 

CROCS×ドローンの「空中ストア」を見てきました。

3月5日~3月8日まで限定オープンの、「空中ストア」Crocs norlin Projectを見てきました。

 

■専用のブースができている六本木ミッドタウンのアトリウム

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ブース内に設置されたipadから靴を選ぶと、自動制御されたドローン(無人飛行機)がUFOキャッチャーのような感じで靴をキャッチして届けてくれます。

 

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ちなみに、制御には見えるだけでも6台のモーションセンサーカメラが使われており、細かく調整をしているのか、ドローンは意外と空中で留まっている時間が長いです。

 

■モーションセンサーカメラ

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OptiTrack【フルボディモーションキャプチャーシステム】

 

これを完全にドローンでの物流がどういう感じになるのかを考える目的で見てきたのですが、思ったこと

 

① まだまだ、成功率・スピードが遅い

自分で見ているだけでも3回に1回くらいは失敗して、変な場所に落としたりしていました。やっぱり数十センチ単位での制御を行うのは難しそうという印象でした。

 

②ドローンで物流をすると3次元に世界を扱えるかも。

現物を見て初めて気づいたのですが、ドローンの場合、上下の移動ができるので、人間がやっている場合と比較して「上下」を自在に扱えるかもしれないと感じました。

倉庫の陳列に革命が起こるかもしれません!

 

③音が意外とうるさい

よくネット界隈ではAmazonがドローンで物流!とか言われていますが間近で見ると、結構音がします。自動車もそうだと言われたらその通りなのですが、プロペラ音に慣れていないので最初は人口密度の高い日本では騒音問題が問題になるかもしれません。

 

参考にドローン関連ニュース2つ

菊池製作所 無人航空機と搭載線量計を量産へ | 県内ニュース | 福島民報

ブイキューブとパイオニアVC、ドローン活用実験を3月から--パートナーを募集 - CNET Japan

 

最後に、せっかくなのでこんな面白い取り組みをしてくれたCROCSのスニーカーを紹介して今回の紹介を終了にします!

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ドローンが靴を届けてくれる!?近未来ショップ「空中ストア」とは - NAVER まとめ

「文化庁メディア芸術祭」行ってきました!!

 

今年もメディア芸術祭の季節になってまいりました。

最初に行ってからいよいよ5年くらい連続で行っていますね。

 


第18回文化庁メディア芸術祭

 

もうだんだん慣れてきた六本木の国立新美術館・・・

相変わらず、美しい・・・

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今回のメディア芸術祭ですが、個人的なポイントは

 

 ① 「ドローン」

 ② 「リアルーWebの融合」

 ③ バイオ

 

の3つです。

 

この3つのトレンドは確実に来ると思います。

本当はここにIOT系のものも来ると思っていたのですが、思っていたよりも少なかった印象です。申し込みのタイミング(2014年7月~9月)の問題か?

 

まず、①のドローンから。

 

1. アート部門「Drone Survival Guide」(優秀賞)

Drone Survival Guide

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2. エンターテイメント部門「Phenox」


Phenox PV - YouTube

 

このドローン、これからどんどん拡大していきそうです。

物流で使う。農業の農薬をまく。警備に使う。軍事目的で使う。地図を作る。

正直、どう使うのかよくわからないというのが逆に無限の可能性を感じさせていいですね。しかも自動制御技術を組み合わせれば、どんなことでもさせることができそうな。郵便局とかいらなくなるんじゃないかなぁ・・・。

 

次に、② 「Web - リアルの融合」

これは2つの意味があり、技術的な融合とビジネスなどのソフト面での融合の両方がみられる作品がありました。

 

1.  エンターテイメント部門「Ingress」(大賞)


じわりと人気上昇中--新感覚ゲーム「Ingress」を知っているか? - CNET Japan

 

Googleの持つ地図技術とリアルでの陣取りゲームを組み合わせたゲーム。

コミュニティの創出やリアルでの移動など、ネット上でのゲームとリアルでのムーブメントをつなげることを可能にしたのが新しい。

 

2.  エンターテイメント部門 「のらもじ発見プロジェクト」


のらもじ発見プロジェクト

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これは、リアル⇒Webのムーブメント。

一見すると「他の人は気づいてないけど、こんな面白いものを見つけたぜ!」的なある種の高等遊民のようなプロジェクトかと思いきや、この「リアル」で見つけたフォントを「Web」で販売することで、お金を「リアル」の方に還元させることができているのが新しい。「Webで地方創生」というようなキーワードを実現していくとこういう形もありうるのかなと感じました。

 

3. エンターテイメント部門「Auto Complain」

http://www.auto-complain.com/#about

自転車アプリいわゆるサイクルコンピュータ。このアプリのすごいのは、道路のデコボコを振動センサーで記録し、自動で地方政府に苦情というか改善要望を出してくれるところ。オープンコミュニティというかガバメント2.0的な流れの先端を行くようなアプリ。

(ちなみに開発元はドイツです。)

 

自転車ユーザーは単純にサイクルコンピュータとして、自転車を楽しみ、

行政は道路のメンテナンスの監視コストの削減ができ、

住民はどんどん道路が改善されていくのを実感できるという3者がみんな得をするというアプリ。こういう流れが行政を改善していくんだろうなぁ・・・。

 

③ バイオ

1. アート部門「バイオマシン」

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池に浮かぶミドリムシなどの藻類を食べ、そのエネルギーを用いて活動する機械。

機能として、移動⇒ミドリムシの摂取(=食事)⇒洗浄という機能を持ち、仮に有害な藻が発生した際には除去する機能を持つなど、生殖機能はないが生物さながらの機能を持っている。

全然関係ないですが、ミドリムシの会社「ユーグレナ」がその気になるとこういうのも作れるんだろうなぁ。。。

 

2. エンターテイメント部門「handiii」(優秀賞)

handiii exiii

筋電義手とは、手を失われた方が残された腕の筋肉の電気信号を介し直感的に操作できる義手のことです。この技術は既に商品化されています。

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この義手を、① 部品を3Dプリンターで作成可能にする ② センサーにスマートフォンを使用する ③ モーターの数を減らす というイノベーションにより大幅にコストダウンさせる。

さらに、デザインがカッコいいんだよなー。

こういう技術がどんどん広がっていってほしいですね。

 

 

というわけで、3点、ドローン、Web-リアルの融合、バイオがキーワードでした。

メディア芸術というか技術の進化はまだまだ世の中を面白くしていきそうな可能性を感じさせてくれる展示会でした。

 

 

 

 

 

 

読書ログ:「伝説の投資家12人に学ぶ儲けの鉄則」

もっと早くに読んでおけばよかった・・・!!!と心の底から思える本です。

株式投資の定石や手筋がしっかりと解説されています!

 

バリュー派・グロース派/ファンダメンタル派・テクニカル派を問わずに考える必要のある本質がかかれています。

また、現在のインデックス全盛の時代に「本当に上がると思える銘柄少数への分散投資」を勧める投資家が多いのも、すごく励みになる、

 

 「伝説の名投資家12人に学ぶ儲けの鉄則」

 

 

グレアム氏の戦略(バリュー株)

・あらゆる局面に対応できる資産運用を行う。

 ⇒その株の本来の価値を考え、その株が明らかに下がったと思える局面で買う

 ・安定した業績、明るい見通し、強い財務体質の3点に着目する

  →市場の変動は逆に利用し、「明らかに安い」時に買う。

 ・・・変動の激しく、将来の成長に賭ける成長株の投資には否定的

 

フィッシャー氏の戦略(グロース株的な性格が強いが、変動は嫌う)

・5年~10年の長期的なスパンで成長する株を見つける

 ⇒企業分析を行い、企業の将来のカに着目するという点ではグロース戦略だが、
  短期的に1~2年のブームではなく、長期的に5年~10年のスパンで考える。

  ⇒5銘柄程度への分散投資を勧める

 

バフェット氏の戦略(バリュー株+成長株)

・特権的な強みを持っている企業の株を買う

 ⇒消費財・インフラなどの企業(=景気の影響を相対的に受けにくい)で、

  特権的な力を持っている企業(ディズニーやジレットなど)を買う

  ※バフェット対象の業界(保険業・クレジットカード・医療・鉄道・ITサービス・資源)

 

・割安で買うため、市場の平均PERが20を超えてきたら控える

 ⇒現状はかなり割高方向なので、ポジションをすべて持つのは不安かも

 

ピーター・リンチ氏の戦略(小型株の大化け狙い)

・10倍に上がる可能性がある銘柄を5つ見つける

  ※「その会社の成長ストーリーを納得感を持って2分間話せる」ことが重要。

    ⇒シナリオが崩れた際のPDCA損切りも含める)がまわせる。

  ⇒PERが重要なのは同じ(20倍くらいまでは割安と考えられる)

  リンチ氏は小売店・外食産業の中から大化け銘柄を探している

 

オニール氏の戦略(グロース株/テクニカル派)

・CAN-SLIM法

  ・業績と株価の動きが際立って強い株を買う。

  ・営業利益が過去3年間で25%以上成長していること、株価が上場以来の高値、時価総額500億円以下

  ・ROE15%以上

  

・テクニカルに株価の「天井」「底」を見極める

 ⇒株価が「上放たれ」のタイミングを見極めて買う

 

ロジャーズ氏の戦略(バリュー株)

・バリュー&チェンジ

 ⇒ものごとが「これ以上下がりようがない」という状態で、変化が生じているものを買う

 ⇒本来、必要であるはずのもの。本来は優秀なはずのものがうまくいっていないときに買う

 ⇒「道端に落ちているお金を拾うくらい簡単な時に買う」  

 

全体的に言えるのは、勝っている投資家は恐ろしく合理的で、恐ろしく辛抱強いということを感じました。

今自分が持っている銘柄は、「上がった!!」と思って慌てて成行買いしたものの、その後下がってしまった銘柄が多いのでようは辛抱強くタイミングを見ましょうということを思いました。

 

また、今後「確実に必要になるのに割安に放置されているもの」って何だろうなあ?

介護業界・転職業界とかかなぁ・・・