2017年の投資の方向性についてまとめてみようと思う。
まず昨年は、いろいろと怪しい投資方法を編み出しては失敗する一年だった。
以下反省を踏まえて、投資方法の一覧と反省を書こうと思う。
1.種々のETFでコツコツと運用
良くも悪くも相場の動きそのものになってしまうので、面白くない。
(しかもトランプ相場になるまでは、延々と含み損でした・・・。)
反省点:相場の動きと運命共同体になるので、中期~長期で下がったら増やしておけば、長期的には救われるということがよく分かった。
ただし、マザーズコア!てめーは上昇相場で置いてけぼりになるからだめだ。
(マザーズ系はしっかりと個社で行くのがいいと思いました)
2.PERとPBRと配当で判断する大型系のバリュー戦略
今年のうぇろんポートフォリオでもっとも安定的に稼いだのがこの方法の銘柄。
オリックスや金融、商社などを割安の局面で買ってガチホ。結局、トランプ相場に乗れただけという説はあるものの、やり始めてから全く不安要素なしで上がっていきました。もっと比率を増やしておけばよかった・・・。
3.夢のあるテーマ株へ突っ込む
株式投資と言えばこれ!というグロース戦略。いろいろ痛い目も見つつ、夢も見られる投資方法。(うぇろんポートフォリオでは実はそんなに利益は稼いでいないが)動かしていて楽しかったのもこの子達。
Virtual Reality関連でバンダイナムコ、ソニーと介護・ヘルスケア関連でNフィールドとツクイを触っていました。(トータルでトントンでした。)
4.リバると思った銘柄への逆張り
正直、損したというか、僕がへたくそというか・・・。
ピーシーデポ、ディー・エヌ・エーで失敗しました。(いや、まだ持っているから失敗はしてないんだけどさ)
『急落銘柄、3か月はダメ・ゼッタイ』というのを2017の教訓にしようと思います。
(3か月では東芝は避けられませんが・・・。)
5.急騰へ乗っかるイナゴプレー
「トレンドフォローが基本」というものの本の意見を曲解してやってみたのがこのイナゴプレー。「この世界の片隅で」でヒットを飛ばしたテアトルで一撃離脱を決めました。地味に儲かったけど、下がるリスクを考えるとイナゴもあんまりよろしくないですね。損切りもへたくそなので・・・。
とここまで書いて2017年の投資の方法について考える
相場環境の予想:
本命:日本経済はゆるやかな回復へ向かっている(by日銀)
日銀が言うならそうなんでしょう。きっと円安で輸出企業を中心に上方修正も出まくるに違いない。このシナリオに乗っかるのであれば、まだ割安感の残る製造業の銘柄を選んでいけば大丈夫に違いない。
対抗:トランプは(悪い意味で)やってくれました
このシナリオの場合、米国の景気が減速し円高の形で跳ね返ってくるので、そこへの備えが必要。あと最悪の場合、紛争と恐慌なのでリスク回避が必要。
真の対抗:これらの予想はすべて外れる何かが起こる。
2016年に私が学んだこと。僕の予想も専門家の予想も当たらない。大事なことは狼狽ではなくフラットに状況を見ないといけないのだと。
というわけで、上の戦略で行くと
1.2.3.はそれぞれ継続しようと思います。(4.5.はもうやめよう)
個人的には、3のテーマでは、ソニーかどうかはともかくVirtual Realityは確実に花開くと思います。これは経験するとほんとスゴい。
あとは、2の戦略のためにまだ割安な水準にある銘柄をどうにかして見つけないといけないので、いろいろ模索しようと思います。買うなら今じゃないでしょとも思っているので、じっくりと探します。