先月、ついに投資デビューをしました。
これまで、財産の100%を普通預金に預けていた私が、貯金のかなりの部分を投資に回すことにしました。
自分でいうのもなんですが、性格的にアブナイやつです。めっちゃ極端です。
最初はちょっと、数十万円入れてみたら、それがあっという間に3パーセント増えて、リスクヘッジとかあれこれ考えているうちに、ヘッジ用の別のものに投資を行うための元金が必要になり、気がつくとこんなことに・・・
最近、巷では「21世紀の資本」が流行っていますが、つまるところ歴史的に見ても「労働による成長よりも資本の収益の方が大きい(r>g)」ということは、「自分の収入の構造をr(投資収入)へコミットしていった方がいい」ということなのだと理解しました。
(長期的には、資本主義そのものが成長主義ではない思想的な支えを持ち、持続的な仕組みへ変化しないと早晩限界が来るというのは理解しています。たぶん、次の10年サイクルの恐慌は先進国のどこかを吹き飛ばすと思っています。長期的には。)
ただし、現在はリーマン前の水準まで、日経平均もNYダウ指数も上がってきているので、今すべて突っ込むのは非常に危険ということもあり、以下の戦略で運用します。
■想定シナリオ
① NYダウ・日経平均共に3月までは数回の調整局面を経つつ、上昇していく
⇒12月に突然日経平均がガクンと下がったような調整局面は今後も数回発生するものの、総じて上がっていく
② 3月の日系企業の決算は円安の効果から大幅に向上する
⇒3月までは日経平均の下がり要因は弱い
③ 米国は利上げや雇用等いろいろと要因があるものの、すでにリーマンショック前の水準を超えていることから、大幅な上昇・下落は想定しない
(ただし、概ね好調であることと、他の国に比べてリスクが少ないと思われているため”避難港”として利用する。)
④ 相場については、大きく振れているので予測不能だが、いろいろな雑誌等の予測を組み合わせると1ドル=120円後半という話もあるので、やや円安方向を想定。
・ 戦略⇒現状持っているものについて、ある程度上がったタイミングで売り、調整局面を利用して買戻し、差益を得る。
■想定外の展開になった場合に備えて
① 日経平均が何かの理由で急落
⇒一部の投資を段階的に海外系のものへ移す。
ただし、新興国はいろいろな予想が混在しているので、先進国系へ
② 為替が急速に円高方向へ動く
⇒卸売・衣料などの円高に強い銘柄への投資比率を上げていく。
現時点では、不勉強なので円高方向へ動く要因が読めないが、状況の変動に応じて戦略変更。
■参考にしたサイト等
2015年も株価高 外国人投資家による日本株への投資背景に注目 - ライブドアニュース