CROCS×ドローンの「空中ストア」を見てきました。
3月5日~3月8日まで限定オープンの、「空中ストア」Crocs norlin Projectを見てきました。
■専用のブースができている六本木ミッドタウンのアトリウム
ブース内に設置されたipadから靴を選ぶと、自動制御されたドローン(無人飛行機)がUFOキャッチャーのような感じで靴をキャッチして届けてくれます。
ちなみに、制御には見えるだけでも6台のモーションセンサーカメラが使われており、細かく調整をしているのか、ドローンは意外と空中で留まっている時間が長いです。
■モーションセンサーカメラ
OptiTrack【フルボディモーションキャプチャーシステム】
これを完全にドローンでの物流がどういう感じになるのかを考える目的で見てきたのですが、思ったこと
① まだまだ、成功率・スピードが遅い
自分で見ているだけでも3回に1回くらいは失敗して、変な場所に落としたりしていました。やっぱり数十センチ単位での制御を行うのは難しそうという印象でした。
②ドローンで物流をすると3次元に世界を扱えるかも。
現物を見て初めて気づいたのですが、ドローンの場合、上下の移動ができるので、人間がやっている場合と比較して「上下」を自在に扱えるかもしれないと感じました。
倉庫の陳列に革命が起こるかもしれません!
③音が意外とうるさい
よくネット界隈ではAmazonがドローンで物流!とか言われていますが間近で見ると、結構音がします。自動車もそうだと言われたらその通りなのですが、プロペラ音に慣れていないので最初は人口密度の高い日本では騒音問題が問題になるかもしれません。
参考にドローン関連ニュース2つ
菊池製作所 無人航空機と搭載線量計を量産へ | 県内ニュース | 福島民報
ブイキューブとパイオニアVC、ドローン活用実験を3月から--パートナーを募集 - CNET Japan
最後に、せっかくなのでこんな面白い取り組みをしてくれたCROCSのスニーカーを紹介して今回の紹介を終了にします!
「文化庁メディア芸術祭」行ってきました!!
今年もメディア芸術祭の季節になってまいりました。
最初に行ってからいよいよ5年くらい連続で行っていますね。
もうだんだん慣れてきた六本木の国立新美術館・・・
相変わらず、美しい・・・
今回のメディア芸術祭ですが、個人的なポイントは
① 「ドローン」
② 「リアルーWebの融合」
③ バイオ
の3つです。
この3つのトレンドは確実に来ると思います。
本当はここにIOT系のものも来ると思っていたのですが、思っていたよりも少なかった印象です。申し込みのタイミング(2014年7月~9月)の問題か?
まず、①のドローンから。
1. アート部門「Drone Survival Guide」(優秀賞)
2. エンターテイメント部門「Phenox」
このドローン、これからどんどん拡大していきそうです。
物流で使う。農業の農薬をまく。警備に使う。軍事目的で使う。地図を作る。
正直、どう使うのかよくわからないというのが逆に無限の可能性を感じさせていいですね。しかも自動制御技術を組み合わせれば、どんなことでもさせることができそうな。郵便局とかいらなくなるんじゃないかなぁ・・・。
次に、② 「Web - リアルの融合」
これは2つの意味があり、技術的な融合とビジネスなどのソフト面での融合の両方がみられる作品がありました。
1. エンターテイメント部門「Ingress」(大賞)
じわりと人気上昇中--新感覚ゲーム「Ingress」を知っているか? - CNET Japan
Googleの持つ地図技術とリアルでの陣取りゲームを組み合わせたゲーム。
コミュニティの創出やリアルでの移動など、ネット上でのゲームとリアルでのムーブメントをつなげることを可能にしたのが新しい。
2. エンターテイメント部門 「のらもじ発見プロジェクト」
これは、リアル⇒Webのムーブメント。
一見すると「他の人は気づいてないけど、こんな面白いものを見つけたぜ!」的なある種の高等遊民のようなプロジェクトかと思いきや、この「リアル」で見つけたフォントを「Web」で販売することで、お金を「リアル」の方に還元させることができているのが新しい。「Webで地方創生」というようなキーワードを実現していくとこういう形もありうるのかなと感じました。
3. エンターテイメント部門「Auto Complain」
http://www.auto-complain.com/#about
自転車アプリいわゆるサイクルコンピュータ。このアプリのすごいのは、道路のデコボコを振動センサーで記録し、自動で地方政府に苦情というか改善要望を出してくれるところ。オープンコミュニティというかガバメント2.0的な流れの先端を行くようなアプリ。
(ちなみに開発元はドイツです。)
自転車ユーザーは単純にサイクルコンピュータとして、自転車を楽しみ、
行政は道路のメンテナンスの監視コストの削減ができ、
住民はどんどん道路が改善されていくのを実感できるという3者がみんな得をするというアプリ。こういう流れが行政を改善していくんだろうなぁ・・・。
③ バイオ
1. アート部門「バイオマシン」
池に浮かぶミドリムシなどの藻類を食べ、そのエネルギーを用いて活動する機械。
機能として、移動⇒ミドリムシの摂取(=食事)⇒洗浄という機能を持ち、仮に有害な藻が発生した際には除去する機能を持つなど、生殖機能はないが生物さながらの機能を持っている。
全然関係ないですが、ミドリムシの会社「ユーグレナ」がその気になるとこういうのも作れるんだろうなぁ。。。
2. エンターテイメント部門「handiii」(優秀賞)
筋電義手とは、手を失われた方が残された腕の筋肉の電気信号を介し直感的に操作できる義手のことです。この技術は既に商品化されています。
この義手を、① 部品を3Dプリンターで作成可能にする ② センサーにスマートフォンを使用する ③ モーターの数を減らす というイノベーションにより大幅にコストダウンさせる。
さらに、デザインがカッコいいんだよなー。
こういう技術がどんどん広がっていってほしいですね。
というわけで、3点、ドローン、Web-リアルの融合、バイオがキーワードでした。
メディア芸術というか技術の進化はまだまだ世の中を面白くしていきそうな可能性を感じさせてくれる展示会でした。
読書ログ:「伝説の投資家12人に学ぶ儲けの鉄則」
もっと早くに読んでおけばよかった・・・!!!と心の底から思える本です。
株式投資の定石や手筋がしっかりと解説されています!
バリュー派・グロース派/ファンダメンタル派・テクニカル派を問わずに考える必要のある本質がかかれています。
また、現在のインデックス全盛の時代に「本当に上がると思える銘柄少数への分散投資」を勧める投資家が多いのも、すごく励みになる、
伝説の名投資家12人に学ぶ儲けの鉄則---日本株で勝つためにすべきこと、してはいけないこと
- 作者: 小泉秀希
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2015/01/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
「伝説の名投資家12人に学ぶ儲けの鉄則」
グレアム氏の戦略(バリュー株)
・あらゆる局面に対応できる資産運用を行う。
⇒その株の本来の価値を考え、その株が明らかに下がったと思える局面で買う
・安定した業績、明るい見通し、強い財務体質の3点に着目する
→市場の変動は逆に利用し、「明らかに安い」時に買う。
・・・変動の激しく、将来の成長に賭ける成長株の投資には否定的
フィッシャー氏の戦略(グロース株的な性格が強いが、変動は嫌う)
・5年~10年の長期的なスパンで成長する株を見つける
⇒企業分析を行い、企業の将来のカに着目するという点ではグロース戦略だが、
短期的に1~2年のブームではなく、長期的に5年~10年のスパンで考える。
⇒5銘柄程度への分散投資を勧める
バフェット氏の戦略(バリュー株+成長株)
・特権的な強みを持っている企業の株を買う
⇒消費財・インフラなどの企業(=景気の影響を相対的に受けにくい)で、
特権的な力を持っている企業(ディズニーやジレットなど)を買う
※バフェット対象の業界(保険業・クレジットカード・医療・鉄道・ITサービス・資源)
・割安で買うため、市場の平均PERが20を超えてきたら控える
⇒現状はかなり割高方向なので、ポジションをすべて持つのは不安かも
ピーター・リンチ氏の戦略(小型株の大化け狙い)
・10倍に上がる可能性がある銘柄を5つ見つける
※「その会社の成長ストーリーを納得感を持って2分間話せる」ことが重要。
⇒シナリオが崩れた際のPDCA(損切りも含める)がまわせる。
⇒PERが重要なのは同じ(20倍くらいまでは割安と考えられる)
リンチ氏は小売店・外食産業の中から大化け銘柄を探している
オニール氏の戦略(グロース株/テクニカル派)
・CAN-SLIM法
・業績と株価の動きが際立って強い株を買う。
・営業利益が過去3年間で25%以上成長していること、株価が上場以来の高値、時価総額500億円以下
・ROE15%以上
・テクニカルに株価の「天井」「底」を見極める
⇒株価が「上放たれ」のタイミングを見極めて買う
ロジャーズ氏の戦略(バリュー株)
・バリュー&チェンジ
⇒ものごとが「これ以上下がりようがない」という状態で、変化が生じているものを買う
⇒本来、必要であるはずのもの。本来は優秀なはずのものがうまくいっていないときに買う
⇒「道端に落ちているお金を拾うくらい簡単な時に買う」
全体的に言えるのは、勝っている投資家は恐ろしく合理的で、恐ろしく辛抱強いということを感じました。
今自分が持っている銘柄は、「上がった!!」と思って慌てて成行買いしたものの、その後下がってしまった銘柄が多いのでようは辛抱強くタイミングを見ましょうということを思いました。
また、今後「確実に必要になるのに割安に放置されているもの」って何だろうなあ?
介護業界・転職業界とかかなぁ・・・
映画ログ:ブレードランナー
『ブレードランナー』を観終えた後の何とも言えない感想。
いろいろな感想で書かれていますが、これだけの美しい映像を、これだけの壮大なストーリーを1982年に作り上げているということにまず感動します。
(原典の「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」は1969年なんですね。フィリップ=K=ディックの才能半端ないですね・・・)
この作品のアンドロイドは「4年間で死ぬ」ようにプログラムされていて、その寿命を超えて生きたいという、純粋な願いで行動しているものの、逆にアンドロイドである以上「部品を変えれば、永久に死なない」という設計もできるわけで。
同じように、この映画のレプリカントは「銃で撃たれたら死ぬ」程度の性能しかないものの、「人間が束になってもかなわない」にすることもできるわけで。。。
『ブレードランナー』が出来上がってから、時代が経って人間の区別のつかないロボットのリアリティがどんどん出てくるにつれて、その真の怖さである「ロボットに人間はあらゆる意味で、かなわないかもしれない。」という課題が見えてきている気がします。
『トランセンデンス』では、人間の知識をコンピュータに移植したら、その圧倒的なコンピュータの性能のために自我が暴走する姿が描かれています。
また、このコンピュータに移植された人格は、人間を外部からコンピュータ制御で操って「ゾンビ化」させるなど、人間をはるかに超えた性能を発揮します。
個人的には、ロボットの誕生の後で起こることは「人間になれず苦悩をするロボット」ではなく、「ロボットになれず苦悩する人間」が本質なのではないかという気がします。もうすでに、機能だけで見ればコンピュータ×機械は人間をはるかに超えているような気がしています。
そんなのが普及したら、「あらゆる局面で、人間いらないよね?」となる気がします。
そのうえで、この『ブレードランナー』でレプリカントの作者が、レプリカントにいう「自らの生を全うする」ということのみが、人間も将来のロボットも唯一平等な尺度になるのかもしれないですね・・・。
わずか80年で死ぬ人間が、半不死のレプリカント(ロボット)に対して何を思うのか?そんな時代がそのうち来るのかもしれないですねー。
現在の投資運用の感想について
前回のブログで「数回の調整局面を経つつも日本も米国も上昇していくというシナリオで運用していく!」と申し上げておりましたが、いきなり波乱の幕開けでした。
今現在、日本株は日経225に3倍のレバレッジをかけて運用しているのですが、デビューしていきなり、涙が出てきそうなくらい含み損です。
実は自分の中で
① J-REIT⇒すでに高値圏なので、大きく上がることはない
⓶ 日経平均⇒18,000円の壁をすぐに突破する
という想定を本命で持っていたので、最初の1週間で日経平均17,000円割れというのは想定外でした。
とはいえ、シナリオの変更が必要なほどの何かがあるのかというと、別にないのかなと思っていて、これから上がるのではないかと案外まだ強気で見ています。
今週下がった要因と言われているのは、原油相場ですが、
① 原油相場が下がりまくっている
⇒まじであまりに急激に下がっているので、まるで崖状態です。
② ただし、シェールオイルの生産コストの観点で行くと中期的には現状の
水準よりも下がることはないと考えている。
⇒”米シェール企業” VS ”OPEC”原油安の我慢比べで、生き残るのはどっち? - NAVER まとめ
一方で、今日は日本では2015年度の予算案で96兆円という枠が出ました。
⇒出るか出るかと言われ続けている「第3の矢=成長戦略」の中身次第のような感じはするものの、
① 新規の国債発行を36.9兆円に抑えている
⓶ 社会保険料の増加を抑え込んでいる
③ 地方への分配を強化
という3点で、個人的には納得感のある予算です。
まだ、世の中の解説があまり出ていないので、ざっと見での第一印象でしかないのですが個人的にはいい方向性にかじを切っていると思っています。
根本的解決(1000兆オーバーの国債残高をどうにかする)には至っていないですが。
これで日経平均上がってください、頼むから。。。含み損でおなか痛くなってきたよ。。。
2015年の投資の方向性について!!
先月、ついに投資デビューをしました。
これまで、財産の100%を普通預金に預けていた私が、貯金のかなりの部分を投資に回すことにしました。
自分でいうのもなんですが、性格的にアブナイやつです。めっちゃ極端です。
最初はちょっと、数十万円入れてみたら、それがあっという間に3パーセント増えて、リスクヘッジとかあれこれ考えているうちに、ヘッジ用の別のものに投資を行うための元金が必要になり、気がつくとこんなことに・・・
最近、巷では「21世紀の資本」が流行っていますが、つまるところ歴史的に見ても「労働による成長よりも資本の収益の方が大きい(r>g)」ということは、「自分の収入の構造をr(投資収入)へコミットしていった方がいい」ということなのだと理解しました。
(長期的には、資本主義そのものが成長主義ではない思想的な支えを持ち、持続的な仕組みへ変化しないと早晩限界が来るというのは理解しています。たぶん、次の10年サイクルの恐慌は先進国のどこかを吹き飛ばすと思っています。長期的には。)
ただし、現在はリーマン前の水準まで、日経平均もNYダウ指数も上がってきているので、今すべて突っ込むのは非常に危険ということもあり、以下の戦略で運用します。
■想定シナリオ
① NYダウ・日経平均共に3月までは数回の調整局面を経つつ、上昇していく
⇒12月に突然日経平均がガクンと下がったような調整局面は今後も数回発生するものの、総じて上がっていく
② 3月の日系企業の決算は円安の効果から大幅に向上する
⇒3月までは日経平均の下がり要因は弱い
③ 米国は利上げや雇用等いろいろと要因があるものの、すでにリーマンショック前の水準を超えていることから、大幅な上昇・下落は想定しない
(ただし、概ね好調であることと、他の国に比べてリスクが少ないと思われているため”避難港”として利用する。)
④ 相場については、大きく振れているので予測不能だが、いろいろな雑誌等の予測を組み合わせると1ドル=120円後半という話もあるので、やや円安方向を想定。
・ 戦略⇒現状持っているものについて、ある程度上がったタイミングで売り、調整局面を利用して買戻し、差益を得る。
■想定外の展開になった場合に備えて
① 日経平均が何かの理由で急落
⇒一部の投資を段階的に海外系のものへ移す。
ただし、新興国はいろいろな予想が混在しているので、先進国系へ
② 為替が急速に円高方向へ動く
⇒卸売・衣料などの円高に強い銘柄への投資比率を上げていく。
現時点では、不勉強なので円高方向へ動く要因が読めないが、状況の変動に応じて戦略変更。
■参考にしたサイト等
2015年も株価高 外国人投資家による日本株への投資背景に注目 - ライブドアニュース
27歳のリーマンが2015年に達成したいこと ×30
あけましておめでとうございます。
今年の年越しは、御岳山で初日の出を見てきました、ゆっくりと夜明けまでの時間を過ごすのがいいですね。
一緒に登るのを誘ってくれる友達に感謝しつつ、新しい年を迎えたいと思います。
今年の目標ですが、ずばり「次の10年を迎えるために必要な準備をする」一年にしたいです。
特に、まだ社会人っぽい生活へシフトできておらず、学生の延長線の生き方をしているので、これを社シフトさせていきたい。
あと、自分に力をつけていきたい。年末に転職した先輩と飲み会をして、その先輩が「自分の能力をどうやって発揮させていくのかに軸足を移している」のをみて、やはり僕も仕事・プライベートを問わずに、能力へのこだわりを持ちたい。
というわけで、今年やりたいこと30個
■自分への能力投資
1 フィナンシャルプランナー3級を取る
2 フィナンシャルプランナー2級を取る
3 TOEICで850点を取る
4 メンタルヘルスマネジメントを取る
5 LPICレベル1を取る
7 ITストラテジストを取る
8 中小企業診断士を取る
9 プロジェクトマネージャーを取る
10 第3種電気主任技術者
■お金回り関係
11 投資の資金を1年間で1.2倍にする
12 家計簿をつける(毎月の分析ができる)
13 貯金をコンスタントに月4万できる状態へもっていく
(=生活費を16万円にする)
■プライベート関係
14 行きつけのバーを作る
15 ミャンマーへ行く
16 インドへ行く
17 宿坊をする
18 囲碁をもう一度始める
⇒ネット対局ができるレベルまで腕を上げる。
19 スノボへ行く
20 空手やる
■人間関係編
21 ボランティア的な活動に参加するx4
22 サークルの同窓会をやる
23 彼女を大切にする
24 友達に彼女を作る(合コン・街コン等)
■その他
25 本を50冊読む(読書ログを書く)
26 映画を30本観る(映画ログを書く)
27 ブログの記事を何でもいいから100書く
(年間の累積アクセス数を10000にする。)
28 1年で何でもいいので1回は副収入を入れる
29 週末はなるべく家の外に出る
30 健康で過ごす
以上、30個です。
思い切って欲張ってみたものの、何個できているだろうか????
それでは、今年もよろしくお願いいたします!